ダイワ トーナメントZ3000iAの分解清掃
このブログでは初めてルアーフィッシングネタを書きます。
実は5年程前までは、かなりの釣りバカだったんですが、横浜港の立入規制の強化なんかあったりして、なんとなく釣り場から足が遠のいてしまったんですね。
しかし何か突然「あ!納戸にしまってあるダイワのリール。水没させてギアに砂が噛んだままだった!!」と思い出し、分解清掃したくなったのでした。
水没の原因は今でもハッキリ憶えているんですけど、真冬の夜の多摩川河口でウェーディング(脇の下まで丈のある長靴を履いて、水の中に入る事ね)をしてて、すり鉢状の深みに足を取られて左手に持っていた竿ごと川底をパンチするような状態になって、その時にリール内部に砂が入ったという訳です。
手が付かないくらい川が深かったらドザエモンとなって翌朝東京湾で発見されてたでしょうね(;´▽`A``
前置きが長くなりましたが、いよいよ分解です。
【必要な物】
精密ドライバーセット
通常の大きさのプラスとマイナスのドライバー
12mmのメガネレンチ
爪楊枝
パーツクリーナー
グリス
まずスプールを外し
ココのマイナスのネジ2本を外す
マイナスのネジって「ズリッ」ってずれて付け外しし辛くて嫌~い
次は前側のこの部分のOリングを爪楊枝で外す
その下のベアリング等を外す
矢印のピンを抜き、部品を外す
赤矢印のプラスネジを取り、黄色矢印の12mmのナットを外す
これでベールごとローターが取れます。
次にハンドルの反対側のキャップを外し
中のネジを外しハンドルを抜く
矢印の3本のビスを外す
するとこんな感じ
手前の銀色のギアを外すと
やっとこさ内部を拝めます。
やはり内部に海水が浸入した形跡があって、1つ上の写真のギアが腐食してました。
水没させたら直ぐに分解清掃しておいた方が良いようです。あたりまえか・・・
本当はここから更に各部品を外して洗浄するんですが、ウィリーの場合、スプレー式のパーツクリーナーを各方向からブッ掛けて洗浄します。
早く言えば手抜きですf(^-^;)
が、洗浄中時々途中まで組み立て、ハンドルを回して見たりして「ガリガリ」感や「ザラザラ」感が無いか何度か確かめながら洗浄しました。
パーツクリーナはケチらずジャバジャバ使いましょう。
写真を撮り忘れたんですが、ローターを外した奥にカラーみたいな物が2つ入ってました。
そのカラーを外すと奥にベアリングが見えます。
グリスでくっ付いてると出てこないかもしれません。
パーツクリーナーが完全に乾いたら、各部のグリスアップ。
特に水が浸入したと思われるココにはタップリと
組み立てはバラした逆の手順です。
そんで完成。
今年の夏は久々に青物釣りにでも出かけてみるかな。
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コメント
大変参考になりました
投稿: | 2020年9月12日 (土) 06時07分
ご丁寧にありがとうございます(^^)
投稿: ウィリー | 2020年9月12日 (土) 16時57分
トーナメントZ3000を愛用してるのですがインフィニットが調子悪いのでデスが、分解して掃除したら直りますか?
後、新しいドラグワッシャーとか有りますかね?
投稿: 花谷 アキラ | 2020年10月19日 (月) 11時56分
花谷アキラさん、こんばんは。
レス遅れてすみません。
インフィニットはバラしてみると原因がつかめるかもしれませんが、ドラグワッシャーはダイワに問い合わせてみるしかないでしょうね。
同時にインフィニットの件も聞いてみては如何でしょうか?
投稿: ウィリー | 2020年10月24日 (土) 20時16分